コーカサス② 出発・アゼルバイジャン バクー編
9/20(金) 17:30終業後すぐに出発して成田第2ターミナルへ。
今回ももちろん一人旅。愛用のゴロゴロをひっさげて出勤しましたよ。
今回はパスポート更新したため、自動チェックインを再申請。窓口閉まってたけど、出国審査の横のカウンターで無事申請できました。
出国後は、いつものシャワールーム。
https://www.narita-airport.jp/jp/service/svc_37
30分1,050円。シャンプーとボディーソープ、ドライヤーは備え付けあり。歯ブラシは別料金。
オンタイムで成田を飛び立ち、一路カタールへ。初カタール航空。機内食もおいしく、ちゃんと各席にモニターあり。ハマド空港にて、有名なこの熊とも対面。最初見つからなくてうろうろしてしまった。奥にいます。
成田発便で隣になった女性がのどあめをくれました。ありがたい。
新婚旅行かな?これからギリシャに行くそうな。
遅れることなく、無事バクーのヘイダルアリエフ空港に9/21(土)11:20到着。
飛行機降りたらすぐにVISA発券用の機械があるので、必要事項を入力。迷ってもすぐに職員が駆けつけてくれるので、心配ご無用です。
カタール発便では通路はさんで隣の男性が日本人でした。
安全のため(笑)にも、連絡先交換しましょうということで、メッセンジャーを交換。
彼とは市内へ行くバスでも一緒でした。
市内へ行くバスの運転手さん。
バスチケットは空港出口を出てすぐ左側にチケット購入機械があります。
4回チケットかエンドレスにチャージできるチケットのみ購入できるという事前情報をゲットしていましたが、1回こっきり・2回チャージチケットもありました。
一応もう1回使うかも、と思い(結局使わんかった)2回券を購入。
英語表記にも変更できるので、心配なく購入できると思います。
バスは出口目の前の通路はさんですぐの所に待機しているので、迷いようなし!
一応、運転手に「BAKU?」って聞いてみるといいと思います。
40分ほどで28May駅前に到着。
多分停まったのここ。上の駅っぽいのがおそらくバクー中央駅かと。
でもって、バスが走ってきた方向を背にしてずんずん進んでいくと見えてくるのがこのモニュメント。
このモニュメントを背にして通りを挟んだところにSIMのお店が沢山並んでました。
「backcell」という赤い看板の店でSIM購入。アクティベート代込で1GB10AZNくらいだったかな。空港で買うより安いはず。
SIM屋のおっちゃん。
最初SIMセットしてもらってもネットつながんなくて、「つながんないよ~(涙)」って訴えても、そんなはずはないと言い張られる。しかしそれでもしぶとくねばったら、他の店員の若いおにいちゃんが繋いでくれました。
おそらくAPN設定してなかったんだと思います。アクティベートしてもらう際には言語設定を英語にすることもお忘れなく!
その後、すぐにBoltを起動し、タクシーを呼んでホテルへ。
旧市街内にタクシーが入るには別途料金がかかってしまうため、ゲート手前で降ろしてもらいました。
ホテルにチェックインしようとするも、なぜか満室。同料金ですぐそばにあるホテルを紹介してもらい、無事チェックインできました。
Old Castle Hotel
ベット3台もあるひろーい部屋に案内され、ホットシャワーも出る。もちろんFree-WIFIあり。むしろラッキーでした♪
スタッフの方々も親切。
荷物を置いてすぐにレッツゴー!
向かうは殉教者の小道へと停車するケーブルカー乗り場。
青丸がついている赤ピンが乗り場。もう1つの赤ピンはフレイムタワー。
双眼鏡の赤ピンが殉教者の小道となります。
旧市街からは徒歩15分くらい。歩いて行けます。
途中、なんじゃこりゃ?な建築物も。
ケーブルカーは13:00-14:00の間は運休するので注意!
30分ごとの運行という情報もあったのですが、人数集まったら都度動かしてくれる様子でした。
降りたら、乗り場を背にして左へ左へと向かいます。
で、見えてくるのが殉教者のお墓。
そしてお墓をむかいにして右側にしばらく行った先にそびえ立つは、
バクーのシンボル フレイムタワーです。
そしてタワーを背にしてカスピ海側に進んだ先に目をむけると、
殉教者を弔う塔がそびえています。
塔の中はこんな感じ。
常に火が灯されています。強風であんまし見えなかったけれどもね。
塔の先は展望台になっており、カスピ海を見渡せます。
※写真じゃわかりませんが、めっちゃ強風てか、暴風ふいてます。
在アゼルバイジャン日本国大使館さんの説明によると殉教者の小道とは・・・?
1990年1月20日のソ連軍の侵攻による犠牲者及び1991年~1994年のナゴルノ・カラバフ紛争犠牲者の追悼モニュメントと墓地がある。366つの墓標に刻まれた犠牲者の肖像の中には幼い少女のものも含まれ,この国の辿った悲しい歴史を感じさせられる。
となっておりました。
ナゴルノカラバフ紛争、コーカサスに来るまでは存在すら知らなかった場所ですが、現在進行形で進んでいる国際問題です。
墓は綺麗に整備され、塵ひとつ落ちていませんでした。
花がささげられている墓も多く見られます。
犠牲になった方々の関係者が癒される日は来るのでしょうか?1日もはやく解決の糸口が見つかるよう願っています。
帰りは歩いてくだりました。
ケーブルカーの線路を上から眺めることができます。
くだり切ったその先には、絨毯博物館があります。
これもザハ・ハディド氏設計だと思っていたら違いました。。。(あの国立競技場の)
オーストリア人建築家のフランツ・ヤンツ氏のデザインだそう。
ザハ氏設計のヘイダルアリエフセンターはすっとばしてしまったので、後悔。
みなさまは時間があれば是非行ってみてくださいませ。
ちなみに、この絨毯博物館の前のでかい道路を挟んだ向かい側に両替所があり、レートもなかなか良かったです。
発券機で「EXCHENGE」を選択して番号札を受取、番号が呼ばれたら窓口へ行く仕組み。地元の人でにぎわっていました。
両替を無事すませたら、また旧市街へ逆戻り。
今度は乙女の塔へ向かいます。
入場料はいくらだったか失念。8AZNとの情報もあり。
入場後、ぐるぐると階段を登っていくと屋上からはこんな景色。
透明のアクリル板に囲まれてしまってはおりますが、なかなかの眺望でございます。
※マジで風強い。
乙女の塔の由来とは、DTACアゼルバイジャン観光情報局さんによると。
塔の名前の由来には望まない結婚を強要された少女がこの塔からカスピ海に身を投げたため、など諸説があります。
などとなかなか、悲しいエピソードが。
アクリル板が設置されたのも、乙女同様に観光客が塔から落ちたため、なんてことも言われております。
あまりに風が強く、心が折れそうになったため、一時休戦。カフェにて一息つくことにしました。
行ったところはココ。Chay Baghi145。カフェは一番上の階。下はすべてレストランになっていました。
ここ本当におすすめです。景色最高。右下の神殿赤マークが乙女の塔。
すぐ裏にあります。てか、乙女の塔の前から見えます。
途中猫がうまい具合にカーペットにライドオン。
こっちに向いてくれなかった。残念!
カフェに到着。ティラミスとどっちにするかで悩んだ末、チーズケーキとチャイに決定。
外国によくありがちな、舌しびれるんでないかいってほどの甘さはなく、美味しくいただきました。こいつもいくらしたかな~。失念。日本のカフェ並みの値段はした気がします。
ひとやすみして、体力をチャージしたのち、また出発。
今度も徒歩で旧市街内にあるシルヴァンシャー宮殿へ。
乙女の塔からは徒歩10分程。
入り口は門をくぐって坂のぼるとあります。
これまた入場料忘れた。10AZNとの情報あり。高いね、わりと。
掃除のおばちゃまがいい味かもし出しておりました。
中はこんな展示。撮影OKだったのかしら?謎です。。。
アラジンのランプみたいのときめくよね~♪
中庭もあり。記念撮影スポット。
ザ!遺跡!な場所もありました。
特筆すべきものはなにもありませんが(失敬)、まぁこんな感じの宮殿に王様は住んでらしたのね、という感じで暇つぶし程度に寄るのがよろしいかと。
入場料お高い様子なので、宮殿に行かずヘイダルアリエフセンターに行っとけばよかったとこれ書いてて後悔した次第です。
気を取り直して次。こんな広場を横切りつつ向かうは海岸公園。
旧市街を抜けて、ぐるっとカスピ海を囲んだ形でながーく遊歩道になっている公園です。市民の癒しスポット。
風強すぎて癒しどころか侘しさしかわいてきませんがね。
全長2kmにもなるそうです。
フレイムタワーの眺めは最高です。感動する余裕なかったけれども。
あまりの強風&寒さに心が折れたので、街歩きはここで断念。
早めのディナーとすることにいたしました。
ArtGardenと登録していますが、実際の店名は「HanRestaurant」でした。
右上の赤ピン、私の宿泊したOldCastleHotelの向かいすぐの場所にあります。
中に入るとすぐに案内してもらえました。
店内奥では歌謡ショーが行われ、いい雰囲気。
写真つきのメニューだったため、わかりやすい。
羊のひき肉をパイ状の生地で包んだこちらを注文。
ビールとよく合う美味しいディナーでした。
気分よく会計をし、ホテルに戻ったあとに発覚したのですが。。。
17AZNのところ、倍の34AZN請求されていました。痛い。
悪気はなかったと信じたい所ですが、恐らく確信犯でしょう。
今後、会計時はしっかり気を付けなければと学んだ初日のディナーでした。
シェキ編につづきます。