コーカサス④ アゼルバイジャン-ジョージア移動編
9/23(月) AM7:00チェックアウト。バスターミナルまで行くためタクシーをよんでもらったら20分後に到着とのこと。
その間朝食たべててもいい?って聞いたらOKだったので、大急ぎで食堂へ。
調子のってオムレツまで焼いてもらいました。おいしかった。
フロントに戻るとタクシーはすでに待機中。
このタクシーの運転手が日本人大好き!な人で、以前ジョージアから日帰りできて、3時間だけシェキを案内して乗せた日本人の話をしてくれました。
バスターミナルに到着。
タクシーの運ちゃんが「このポールの前で待っていればQAX行のバスが来るよ!お金は運転手に直接わたせばOK。」と教えてくれました。
7:50運ちゃんの宣告通り、QAX行のバスが到着。予定通りの8:00、満席でバスは出発しました。
40分ほどでQAXバスターミナルに到着。
バスから降り立つと一人の男性が「トビリシ行きたいの?」と話しかけてきました。
最初、タクシーの客引きかと思い無視。他のバスの運転手とおぼしき人物に「トビリシ行きたい」と告げると、先程話しかけてきた男性を指差し、「彼に聞いてごらん」と言われました。
どうやら男性はターミナルの職員で、満席になってしまいがちなトビリシ行のバスを、外国人がくるとおさえてくれる様子です。
おじさん。。。ごめんね。。。
とりあえずバスが来るまでここで待機していなさいと、売店がならんでいるエリアとは逆に位置する白い建物内の待合室まで案内されました。
案内所内にはチケット窓口もあり、となりはターミナル職員の控室となっていました。
もし写真の男性にあえなくても、上のチケット窓口の左横にうっすら写っている控室に直接行ってトビリシに行きたい旨を伝えれば、席を確保してくれる可能性大です。
トビリシ行バスは出発10分前の10:20に到着しました。
無事席を確保。ありがとうおっちゃん!!
バス内部はこんな感じ。
オンタイム・満席でバスは出発し、1時間30分ほどで国境到着です。
出国待ちで並んでいたら、バスで一緒だった女性に話しかけられました。
「シガー」とだけ聞き取れ、首をかしげていたら、「サンキュー」といきなり言われ、一緒に途中の売店まで連れていかれました。
何か買わされるのかと思い、先を急ごうとしたところ、そのまま行っていいよ、と促されます。そのまま歩き、荷物検査機に自分の荷物を通そうとしたその時、先程の女性に「忘れ物よ!」とタバコを2カートン渡されました。
どうやら、免税分以上のタバコをジョージアに持ち込むために、手伝ってほしいと先程言っていたのでしょう。英語を話さなかったのもわざとだと思います。
タバコを急に渡されとまどっていたら、荷物検査の職員が「こんなことにまきこんじゃだめだよ」と、女性にタバコを戻してくれました。
ジョージア入国の際も、その女性はタバコを渡してきました。断るとその女性の知り合いらしき女性まで「こんなことくらい協力してあげればいいのに」と言い出す始末。無用なトラブルに巻き込まれたくないので断固として拒否。
すると今度は全く関係ない、たまたまそばに並んでいただけの女性にタバコを渡そうとしていました。その女性も苦笑しながらきちんと断っていましたけれども。
女性のみに声をかけるあたり、手慣れています。
その後、他の誰か協力者を見つけたのでしょう。ゲート通過後のバス待機場所に、その女性は大量のタバコを抱えてやってきました。
今回はタバコだけだったので協力することになっても問題はなさそうでしたが、このようなケースで麻薬等を運ばされたりする事例はありそうです。絶対拒否の姿勢でいきましょう。私も勉強になりました。
無事ジョージアに入国できたら、乗ってきたバスを待機。
その間にアゼルバイジャンマナトからジョージアラリに両替をします。
ボーダーでも犬はマイペース。
30分程たってから、無事にバスが到着。みなさんきちんと元の座席に着席です。
国境手前でバスを降ろされてから1時間くらいかな?両替の時間を入れても充分時間はあります。荷物検査があるためバスを降りた時点で自分の荷物は全部持っていきましょう。
また走り出してから1時間くらいのち、休憩。
売店にはこんなものが売っており、お腹がすいていたので迷わず購入。
濃厚なチーズがぱりっとした生地に包まれており、かなり美味しい!
しかし、でかい。。。空腹を一気に満腹にさせ、夜ご飯もこれのおかげで抜く羽目に。
その後1時間30分程走り、15:30頃バスは以下の場所に停車。
トビリシに到着しました。
Avlabari駅まえに到着するという情報もありましたが、私の乗ったバスはこちらのバスターミナルにとまりました。Isani駅のすぐそばです。
先を急ぐので、地下鉄ではなくタクシーをつかまえてホテルへ。
タクシー代、これまた忘れました。
トビリシの宿はHotel Nicolas。中心部からすぐ。部屋も清潔で申し分なかったです。
ただチェックイン時、電気系統のトラブルで停電中。夕方もどってきた頃には復旧していたけれども。
荷物を置いて、徒歩で自由広場へ。
塔が立っている右側の広場にツーリストインフォメーションがあります。
明日終日トビリシ近郊にあるムツヘタとカズベキに行くため、車とドライバーを紹介してもらおうと訪問。
しかしそこでは提携しているドライバーはおらず、向かいの通りにある旅行会社へ行けと指示。旅行会社のスタッフに行きたい場所を伝え、金額を尋ねると600Lariとのこと。
約2万円。無理。
スタッフの女性にお詫びをつげ、その場をあとに。
他ブロガーさんの情報によると、自由広場からほど近い「コテアフハズィ通り」に、フリーツアー車が沢山停車しており、180Lari前後でドライバーをチャーターできるとのこと。とりあえず行ってみることに。
通りはこんな感じ。フリーツアーの車は観光地の写真が貼り付けてあるのですぐわかります。
1台の車に目をとめ、写真に見入っていると話しかけてきたのがこのガイドさん。
nugzariさんです。行きたいルートを伝え、はじめに提示された金額は250Lari。交渉後、200Lariまで値下げしてくれました。ありがたい。
当初の予定では、ムツヘタへ行ってからカズベキへ行こうとしていたところ、ナグザリさんいわくカズベキは午後になってからだと雲がでてきてしまい、景色を存分に楽しめないとのこと。その助言にしたがい、朝イチでカズベキのツミンダサメバ教会→ロシア友好モニュメント→アナヌリ教会→スヴェティツホヴェリ大聖堂→ジュワリ修道院の順でめぐることにしました。
翌朝8:00にこの車の停車場所に集合し、出発することを決めて解散。
いつもここで待機している様子です。とても素晴らしいガイドさんでした。みなさまもトビリシ行く機会があればナグザリさんにガイドをお願いしてみてください。(掲載本人了承済)
とてもわかりやすい英語で案内してくれるので、言葉の心配もほぼありません。
注意書きの意味は100Lariその場で払い、残りの100Lariは明日のツアー後に支払うと約束したのでその備忘録。持ち逃げされることなく、ちゃんと次の日待機場所で待っていてくれました。右の赤ピンはシオニ教会です。
念の為ワッツアップも交換し、解散。
その後この通りにワインショップが乱立しているので、友人にたのまれた土産のワイン探しスタート。
だいたい試飲できます。
店のお兄さんが「東京」のTシャツを着ていた(笑)心意気にこたえ、白ワインを1本購入。友人用には別の店でアンバーワインを購入しました。
ホテルに一旦もどって荷物をほどき整理をしていたら、残念なことに白ワインを破損。。。みなさま、試飲のしすぎはお気を付けあそばせ。マジで泣きそうになった。
涙をふいて出発。温泉街へ。そう!トビリシには温泉があるのですよ!!!
アイラブトビリシの駐車場から徒歩5分程。あたりは硫黄のにおいがたちこめてます。
ひとまず向かったのはここ。
GoogleMapでは「ChreliAbano」と表記。MAPSMEには案内ありません。
ただ温泉街に入って、川の方へ向かうと右手にすぐこの建物が見えてきます。ので迷う心配はないかと。
ここで個室温泉の予約。1Fの入り口はいってすぐ右にあるフロントに希望の個室と日時を伝えます。あいていたらメモを渡されるので、フロント向かいにある階段を下ってB1Fにある窓口へそのメモを渡し、部屋をおさえてもらったら予約完了です。
明後日9/25の17:00から1時間。一番安い個室をとりました。確か50Lari。事前情報より値上がりしてました。タオル等借りれるっぽいけど、できたら持参してくれと言われました。
無事個室予約できたので、今日は共同温泉浴場へ。
NO.5とかいろいろ男性用の共同浴場はあるもようですが、女性用の共同浴場はここ。
事前に調べていきました。
場所はここ。左の赤ピンがChreliAbano。温泉街の川の前の広場を右手にみて、坂をあがっていくと右側にあります。
入り口はいってすぐ右にある窓口にお金を払って、奥のドアへ。
タオル代込みで5~7Lariくらいだったかな。
ドアをはいると温泉のヌシ(女性)が待機しており、窓口で渡されたチケットを渡します。ロッカーもあり、ヌシが鍵を管理している様子。タオルを頼んだ人はここで渡されます。タオルといってもほぼでかい布。まぁ問題あんまりないけど。サンダルも無料で貸してくれます。
温泉はずらっと高い位置にシャワーがならんでおり、あいてる好きな場所で浴びるシステム。打たせ湯的なかんじでした。シャンプー・石鹸等はないので持参しましょう。
湯船は深めで立ってはいります。思っていたよりも熱めで満足。極楽でした。日本人らしき人も湯船につかっており、声をかけてみれば良かったなぁとあとで後悔。
ドライヤーなんてものはもちろん無いので髪の毛濡れたままで外へ。冬とか一瞬で凍死しそう。
温泉街のなかにはこのようなジューススタンドがぽちぽちあります。オレンジジュースを湯あがりに1杯。うまし。
いくらだったけな?決してお安くはないです。でも最高。
温泉ドームの上で休む犬。そこ、あったかいの?
ホテルへ帰るみちすがら、24時間営業のスーパー「SPAR」を発見。
市街地に沢山あるので、歩いてればどっかのSPARにぶつかります。
ここで、明日の朝ごはんとミニ版袋入りのチュルヘラがあったので土産用に購入。ついでにチョコやらおじさんマークのジョージア紅茶も買いました。ほぼこれでお土産完了。ヨーロッパにありがちな袋持参方式でなく、ちゃんとビニール袋つけてくれました。ありがたい。
夜景をみながらゆっくりと歩いてホテルへ帰る。これぞ旅の贅沢。
ジョージア カズベキ・ムツヘタ終日ツアー編につづきます。