スリランカ① 出発前 準備編

前回のコーカサス旅から1か月も経たぬうちに今度はスリランカへ旅行してきました。

女性OL2人旅。期間は2019年10月31日から11月4日の5日間と短め。

 

でもしっかりと満喫してきました。

いつもの準備編として、出発前に申し込んだチケット情報等を記載していきます。

 

①ルート決定

上にも書きましたが、今回は同行者の都合もあり期間は短め。なので現地ツアーも利用し、効率重視でまわりました。

 

同行者M先輩の希望を聞くと「シーギリアは絶対行きたい。海にも行きたい。できたらジェフリーバワ(スリランカの著名な建築家)のホテルも泊まりたい。」とのことだったので、ほぼまる3日の日程ではキャンディの仏歯寺やヌワラエリアの紅茶畑を見ることは難しそう。

 

てなことで1日目は事前にネットで申し込んだ(詳細後述します)、シーギリア・ダンブッラ石窟寺院をコロンボ発の終日でまわる英語ツアーにあてました。

 

2日目は先輩の「海に行きたい」希望を叶えるべく、町がまるっと世界遺産になっているゴールへ。

早朝からコロンボーゴール間を運行している海岸列車に乗ってゴールを目指します。せっかく海のきれいな町に行くのだから、到着後の午前中はシュノーケルをすることにしました。午後はゴールを散策。ゴールにはバワのホテルもあり、宿泊費も手が届く範囲のお値段だったので「ジェットウイングライトハウス」に1泊しました。

 

3日目は早朝の高速バスでコロンボへとんぼ帰り。

ここで私の希望だったアーユルヴェーダを受けることに。午後はまったり、買い物タイム。晴れたらゴールフェイスグリーンで夕日を臨みます(はずでした)。

 

※1日目と3日目は同じホテルを予約し、2日目の荷物を少なめにしてその間スーツケースはホテルに預かってもらいました。2日目ホテルを出発する際、フロントに相談したところ「問題ないよ」と気持ちよく荷物を受け取ってくれました。中身を開けられた形跡もなく、安全にピックアップできましたよ。

 

②空路のチケット確保

おなじみSkyScannerで検索。6月後半に10/31東京発(羽田・成田どっちでも)コロンボ着・11/4コロンボ発東京着の航空券を検索したところ、行き成田発マレーシア航空・帰りタイ国際航空で夕方成田着がヒット。お値段は往復89,079円。

 

7月半ば先輩が上京したとき(秋田在住)に一緒にチケットを取ろうと再検索したところ、上記の便はひっかからず。どうやら売り切れてしまった様子。とりあえずまたじっくり作戦を練ろうではないかとその場は解散しました。

 

次の日たまたま往復ではなく片道ずつSkyScannerで検索をかけたところ、なんと大当たり。行きはマレーシア航空・帰りはキャセイパシフィック航空でほぼ上の便と同時刻。金額も行きと帰り合わせて85,140円でした。往復で取るよりも安上がり。即決で各自チケットを押さえました。詳細以下。

 

行き:マレーシア航空 MH89便(10/31発) 成田10:10発-クアラルンプール17:05着(7h55・乗継5h20待機)マレーシア航空 MH179便 クアラルンプール22:25発-コロンボ23:25着(10/31着 3h30)53,690円

帰り:キャセイ航空 CX0610便(11/4発) コロンボ00:55発-香港8:40着(5h15)キャセイ航空 CX0520便 香港10:15発-成田15:20着(4h05)31,450円

 

予算内なので、航空会社から直接購入しました。これでひと安心なんて油断していたのもつかの間。9/1に恐怖のメールがキャセイから到着。なんと11/4のコロンボー香港間の便が欠航になったとのこと。代替策として11/3の便に振り替えるという内容でした。。。

 

ただでさえ少ない日程のこの旅行。ここで1日繰り上げられてはたまったものではありません。9/1は日曜日だったので9/2の月曜日午前、仕事中ですがあわててキャセイに電話をかけました。(わが部署午前中は他の人がいないため。ごめんなさい。)

問い合わせた内容としては

①11/4中に出発して、11/4の夕方には東京に到着していたい。似たような時間帯の振り替え便はないものか

②もしなければタイ航空に空席があったので、キャセイ便をキャンセルし、タイ航空を取り直す。ので、今回は事情も事情なためキャンセル料を無料にできないか

という2点。

しかし①案は最初対応してくれた女性によると11/4の1:15コロンボ発・バンコクと香港2回乗り換えで20:25成田着が一番近い便。②はやはりキャンセル料半額かかってしまうとのことでした。そこで先輩に一旦相談→11/4中に秋田に帰らねばならぬのでやはり夕方成田着便がベストとの返答をうけました。

 

もう一度キャセイに電話をかけ、11/3出発になってもよいからできるだけ遅い出発便で、11/4夕方には東京につく飛行機を探してほしいとお願いしました。この間、キャセイさんは非常に丁寧な対応で、2度目に電話をかけた際にも2回乗り継ぎの20:25成田着便も念のため押さえておいてくださるとのことでした。

 

9/2夕方に再度キャセイから連絡があり、なんと11/4コロンボスリランカ航空→バンコク乗り換え→JALの11/4成田夕方着の飛行機が押さえられたとのこと。スリランカ航空便もJALとのコードシェア便。驚いたことに追加料金一切なしの31,450円で、ほぼ当初予約したキャセイ便と時間も変わらないJAL便に乗れてしまう奇跡が起きました。

 

手配をしてくださったキャセイ窓口の女性に何度も何度もお礼をつげ電話を切り、さらにはフォートラベルのキャセイパシフィックの口コミ欄に最高ランク評価をアップしました。念のため航空会社から直接チケットを購入しておいて本当に良かった。

 

帰りの便は上記の経緯から以下の便に変更となりました。

帰り:スリランカ航空 JL5705便(11/4発) コロンボ1:15発-バンコク6:20着(3h35・乗継1h55待機)日本航空 JL0708便 バンコク8:15発-成田16:05着(6h50)

 

③滞在先のホテルを押さえる

すべてBOOKIG.COM、現地決済で申し込みをしています。

 

10/31・11/1:コロンボ滞在:FairwayColomboHotel 2泊110.36USD(2名分)スーペリアツインルーム

11/2:ゴール滞在:JetwingLighthouseHotel 1泊286.10USD(2名分)ラグジュアリールーム スパ棟

11/3:コロンボ滞在:FairwayColomboHotel 1泊58.42USD(2名分)スーペリアツインルーム

 

11/2のジェットウイングライトハウスホテルがバワのホテルです。

部屋の写真を見ると、すべてダブルベット。かろうじてシングルベット2つをくっつけた部屋もありそうだったので、Bookingのサイトを通じてホテルに「ベットが分かれているタイプの部屋希望」とリクエストしておきました。

 

チェックイン時にそのことを伝えると「もちろん分かっているわ」との返答。ちゃんとシングルベット2つタイプの部屋を用意してくれていました。

午前9時すぎくらいにホテルに到着したのですが、アーリーチェックインは90USDかかるとのこと。私たちは予算の都合上断りましたが、お金に余裕がありバワのホテルでのんびり滞在したいという方は利用してもよいかと思います。

 

④移動時の列車とバスの時間を調べる・配車アプリのダウンロード

※事前に移動のチケットを確保することはできませんでした

 

コロンボーゴール間の海岸列車の時間

次のサイトの携帯アプリをダウンロードし、何時から運行しているかを調査。切符購入時もこのアプリの画面を見せて無事買えたので大変便利でした。

 

                Train Sri Lanka

        

※英語表記。アプリを開いて、左上の3本線をタップし「Search」で検索できます。出発駅と到着駅を入力し、さらに右下のMOREを選択すると日付と時間を指定して検索できます。

 

・ゴールーコロンボ間高速バスの時間

 こちらも早朝利用予定だったので、始発はいつからなのかを検索。

ゴールーコロンボ間のバスは高速バスでコロンボ市内のマハラガマまで行き、そこからローカルバスに乗ってコロンボフォート駅まで行く手段と、最初からゴールのバス乗り場でローカルバスに乗って直接そのままコロンボフォート駅へ行く手段の2パターンあります。

 

ローカルバスは乗り換えなしで直接コロンボ中心部へ行くことができるメリットがありますが、各駅停車なので時間が高速バスよりもかかります。ただし安い。高速バスはローカルバスよりも値が張り、乗り換えの必要こそあるものの、時間が短縮でき車内も清潔で快適。ここは快適さと時間を優先し、高速バスで行くことにしました。

 

高速バスの始発時間に関しては、2019年11月現在このようなサイトがあります。

英文ですが、ゴール発の始発便は6:00、マハラガマは7:30到着となっていますね。

最後の便は16:45発の18:15到着。マハラガマ発ゴール着の時間も記載してあるので、今後行かれる予定のある方は参考にしてください。マハラガマからゴールフォートまでのローカルバスは頻発していそうなので、調査はしませんでした。いざとなればトゥクトゥクでもいいかなと。

 

シンハラ語版ですがゴールーコロンボ間の時間が乗ったローカルバスのタイムテーブルも発見したので、参考までに載せておきます。こちらも2019年11月現在。

向かって左画像が始発から、右画像が終発まで。すみません、どちらの柱がコロンボフォート発でマハラガマ着なのかがわかりませんね。。。わたしも不明です。でも頻発しているのがわかるかと。だいたいの目安にしていただければと思います。

 

・配車アプリのダウンロード

スリランカはPICK MEという配車アプリが席巻している様子だったので、事前に日本でダウンロードしておきました。

現金決済・カード決済どちらか選択できます。タクシーだけでなく、トゥクトゥクも呼び出し可能。金額が明示されているので、ぼったくられる心配もありません。

 

        

コロンボ市内ではほぼ問題なく使用できました。ただゴールに行った際、シュノーケリングをしたウナワトゥナビーチからゴール中心部へ向かおうとドライバーを呼び出したところ、時間になっても来る気配なし。その後他のドライバーを予約しても、すぐに決済完了のボタンを押され強制キャンセルされてしまいました。

 

おそらく正規の金額設定なので、安いお金でわざわざ遠くまで足を運んでくれないのでしょう。コロンボ以外では流しのトゥクトゥクをつかまえ、料金交渉をした方が時間をとられなくて済みそうです。

 

⑤現地ツアー申込

・シーギリヤ・ダンブッラ石窟寺院終日ツアー(コロンボ発着)

まず海外オプショナルツアーサイトVELTRAをのぞいたところ、シーギリヤとダンブッラのコロンボ発着ツアーが2019年11月実施だと1人2万円超。日本語ガイドはありがたいですが、当然予算オーバー。。。

 

トリップアドバイザーで検索し、英語ツアーガイドではあるもののエアコン車貸し切りで各施設の入場料込・ランチ代込の以下のツアーを申し込みました。

※他の英語ツアーを見てみると、施設入場料は別途その場で支払いとなっているツアーもありました。シーギリヤの入場料は30USDもします。安いと思って申し込んだら、逆に高くついてしまうケースもありえます。注意してください。

 

OnTheGoToursのコロンボ発着シーギリヤ・ダンブッラ石窟寺院終日プライベートツアーです。(英語ガイド・2名で352USD)

Sigiriya & Dambulla Day Trip from Colombo | On The Go Tours

 

事前カード決済。コロンボ市内のホテルに直接送迎してくれます。

待ち合わせ等の詳細なやりとりはWhat’sAppアプリで行いました。

 

当日20時にレストランの予約をしているため、それまでにはコロンボに戻りたいと伝えると、朝の5時にホテル出発と指定がきました。親切なガイドさんで、英語も分かりやすく堪能です。19時前にはコロンボのホテルに帰着しました。

 

⑥現地レストラン・アーユルヴェーダの事前予約

・Ministory of Crubの予約(Colombo店)

        

         

https://ministryofcrab.com/colombo/reservation/

 

いわずと知れた蟹の名店。予約必須とのことだったので、日本から公式HPで事前予約をしておきました。1か月前から予約可能です。※コロンボ店を選択し、右上の「Reservation」から予約画面に入れます。

 

英語ですが、簡単なので問題なく予約できます。ただ、予約時に8,000LKR分事前カード決済をする必要があるので、実際来店してお会計をするときに一応申し出たほうがいいと思います。レシートを確認したらちゃんと8,000Rs分マイナスされていました。

 

当日入店してみると、ほぼ全て予約席でした。断られている人も多数。予約は絶対していった方がいいと思います。

 

・Amangallaのアフターヌーンティー予約

世界のアマンはゴールにもあります。今回日程の都合で紅茶畑は見れなかったものの、美味しい紅茶だけでも味わおうとアマンのアフタヌーンティーを予約しました。

       

https://www.aman.com/ja-jp/resorts/amangalla/contact-us

 

公式HPのお問い合わせから英文で予約をしました。すぐに入力したメールアドレスに返信があり、予約完了。1人5,800LKR。

ただ、当日「予約しています」と伝えて通されたのは予約席とも書かれていない普通の空席(笑)他にも空席がちらほら見受けられたため、おそらく飛び込みで当日行っても大丈夫だと思います。

 

コロンボ最終日ディナーNugaGamaのカレービュッフェを予約

シナモングランドコロンボホテルの人気レストラン。こちらも公式HPの問い合わせフォームから予約しました。

        

https://cinnamonhotels.freshdesk.com/support/home

 

18:30から2名で予約。1人1,850LKR。こちらはレストランに入店したらすぐさま予約席へ案内してくれました。


ただしカレービュッフェの開始時刻は19時だったらしく、しばらく席でぼんやりする羽目に(笑)ディナーの予約は19時以降のほうがよさそうです。

 

コロンボアーユルヴェーダ施設の施術予約

こちらは本編で詳細は書きますが、とてもお勧めできないので店名は出しません。

日本語での対応が可能で、医師常住のもとドーシャ(体質)診断もしてくれるという点に惹かれ、公式HPから日本語で予約をしました。

 

医師の対応も良く、施術終了後には丁寧な手書きのカルテまで渡してくれました。90分のシロダーラ・アビヤンガ・スチームバスのコース内容も素晴らしかったのですが、施術中にお金が財布から抜き取られる事件が発生。

 

トリップアドバイザーの口コミを帰国後チェックしたところ、全く同じ時期にほぼ同額の被害に遭われている方がいました。店名気になる方は、コロンボアーユルヴェーダで検索してEからはじまる店です。内容が素晴らしかっただけに残念でなりません。

 

コロンボはほかにも医師常駐のアーユルヴェーダ施設が少ないながらもあります。他の店を利用することをお勧めします。

 

スリランカで使用するSIMを購入

 

        

今回はYahooショッピングで上記のSIMを10月上旬に購入。

 

日本でも使用できるため、出発直前に空港でセットできます。アクティベート方法も日本語の説明書が添付してあり分かりやすい。しかも8日間容量無制限。これで1,324円はお買い得と思い即購入しました。

 

容量無制限なのでうっかり機内モードにし忘れても高額請求されません!ただし通話は不可なので、現地でやりとりする必要がある方は通話も可能なSIMの購入をお勧めします。

 

⑧旅程表のしおりを作成

いつものごとく、何かあったときの家族連絡用。

データを貼り付けておきますので、参考用にご参照ください。

 

※あくまで参考用です。転載はご遠慮ください。

この予定表通りに行かない場合もあります。その際の苦情等は受け付けません。自己責任でお願いいたします。

お店等は閉店している場合もあります。ご了承ください。

 

⑨かかった総額

前回の旅で残った600USDを持参。プラス先輩から旅行当日に立て替えておいたツアー代・レストラン前払い分と、ホテル代を先払いしてもらい計430USDを受け取り。

 

あわせて1,030USDを用意しました。これらすべてで食費・移動費・アーユルヴェーダ代・お土産代・2名分のホテル代がまかなえました。別途かかった費用は飛行機代と1名分の現地ツアー分のみ。手元に余ったドルを差し引くと飛行機代コミコミで1人15万円ほどの旅となりました。

 

 ⑩スリランカビザの取得

スリランカの観光ビザは2019年8月から2020年1月30日までの期間、無料で申請できます。

        

https://eta.gov.lk/etaslvisa/etaNavServ?payType=1

 

スリランカビザの公式サイトから申請でき、完了次第入力したメールアドレスに書式が届くのでプリントアウトして持参しましょう。

 

入力は英文ですが、「スリランカビザ入力方法」で検索するといくつか案内サイトがヒットします。入力も1時間足らずで完了するので忘れずに出発前に申請するようにしてください。

 

私が入国した2019年11月時点では、入国審査や出国審査時にビザの提示は求められませんでしたが、日本の空港窓口で飛行機のチケットを発券する際に提示を求められました。

 

事前準備は以上です。

他に質問等ありましたらいつでもコメントください。