コーカサス⑧ アルメニア タテヴ修道院編

9/27(金) AM8:30 朝食をとりに階下へおりると、まだ準備ができていなかったらしく、コーヒーを飲みながら待機。 

ここで食べた朝ごはんのヨーグルトが、今まで食べたことがないくらいおいしいものでした。濃厚でねっとり。

 

昨日タテブロープウェーまでの送迎を息子さんにお願いした女性をつかまえ、ホテルの出発時間を確認。ロープウェーの乗車時間を10:00で予約しているため、それまでには乗り場についていたいと伝えると、問題ないとのお返事。

 

しかし部屋にもどり9:00になってもいっこうに呼び出される気配なし。念のため再度その女性にグーグル翻訳を使ってアルメニア語に訳し確認を取ったところ、やはりホテルを10:00に出発と勘違いしていました。

いそいで息子さんを呼び出してもらい、あわててホテルをチェックアウト。

荷物は預かってもらいました。結局出発したのは9:40。

 

車で40分かかる道のりをどんなに飛ばしても半分に短縮することはできず、結局10:00発のロープウェーに乗車することはできませんでした。

 

1回の時間変更につき1,000AMDかかり、帰りの時間も変えたため結局合計9,000AMDはらうことになりました。時間変更しても30分後には乗車できたため、事前予約をせずに直接乗り場の窓口でチケットを購入した方が良さそうです。

 

滞在時間は余裕を持って1時間30分とし、PM12:30タテヴ修道院出発に変更しました。念のため迎えの時間を2回確認し、ドライバーの息子さんとは一旦解散。

今度こそ無事に10:45発のタテヴ修道院行きロープウェーに乗り込みました。

 

1番前に陣取り、景色を堪能。雲ひとつない快晴で、先ほどの痛い出費のショックも吹き飛んでいきます。

このロープウェーの全長は5,752m。元!世界一長いロープウェーです。(2019年10月現在世界最長ロープウェーはベトナム フーコック島にあり。7,899m。)途中の中継地点でがくんと急降下するのでみんな「ひゃー」とか言ってました。感嘆詞は全世界共通。

 

10分程で降り口に到着。修道院への小道には土産物屋がずらり。

はちみつ屋さんが多かったです。この辺の名産なのかな?

 

アルメニアは世界で1番はじめにキリスト教を国教にした国。そこここに十字架がたっています。

よくみるとデザインがひとつひとつ違います。

 

犬は1番いい場所知ってるよね。

 

いよいよタテヴ修道院に入場です。

タテヴ修道院アルメニアで最も美しい修道院といわれています。9世紀に創立され、教育施設として600人もの修道士が暮らしていた時期もあったそう。

 

内部も言葉にならない美しさ。

神学校だったんだなーと思うとまた違った印象を受けますね。ハリーポッター的な。

 

ここは親切に、女性が被る用のストールも置いてありました。こんな感じのを持っていくといいと思います。

 

アルメニアの教会で多くみられた、入り口脇にずらっと置かれる十字架レリーフたち。

いっこいっこ素敵な文様です。デザインパターンの勉強になりそう。

 

ドアもこんなん。これはちょっと新しめ。

 

内部を充分に堪能したあとは、タテヴ修道院を上から眺めて楽しみたいと思います!徒歩で30分ほど道を真っ直ぐあがっていくと展望台があります。私は時間が押していたため、土産物屋付近の駐車場にいたタクシーをつかまえ連れていってもらいました。

タクシーの運ちゃん。最初タテヴビューポイントと伝えたら5,000AMDと伝えてきやがり、さすがにそれは高いと3,000AMDに値切る。タクシーに乗り込むとなぜか逆方向に発進。どうやら行く場所を勘違いしていたようです。

 

NO!と伝え、こっちと指差すとやっと展望台にいきたいとわかった模様。多分2,000AMDで行けたはず。2,000AMDにならんの?と聞いても時すでに遅し。結局3,000AMD払いました。

みなさまは行かれる際、上の写真を見せれば2,000AMDで行けるはずです。どうぞお使いください。ぐぬぬアルメニアに着いてからぼったくり運がついてまわっとります。

 

とまぁ上記の払い過ぎ案件はさておき、展望台からみるタテヴ修道院はこんなに素敵な眺望。

3,000AMD払ってでも来る価値ありよね~。と自分をなぐさめる。

 

なぜか豚さんもいました。え?食用?

 

遠景で1枚。タクシーも味のある車で絵になる。

最初運ちゃんが5分しか待てない~。と言い出すも、いや通常より多く払ってんだしってことで無理やり10分待たせる。運ちゃん歌うたいながら待機してました(笑)なんやかや、憎めないおじさん。インドを思い出したな。

 

最後にもう一度タテヴ修道院に入場し、別れをつげてロープウェー乗り場に向かいました。もちろん帰りも1番前確保。

 

送迎のお兄さんとも無事合流。帰る道すがら、牛飼い集団に遭遇しました。

こんな感じで牛の集団が何十メートルにも渡ってつらなっています。この辺りはきっと牧畜が盛んなのですね。

 

ゴリスに着いて、お支払い。10,000AMD渡したところ、お釣りの2,000AMDがないとのこと。まぁ行きかっ飛ばして頑張ってくれたしな~。ってことでお釣り1,000AMDでいいよと伝え、送迎代9,000AMDとしました。タクシーは10,000AMDと言っていたので、まぁ格安かな。細かいお金は持っていった方がよさそうです。

 

昼食はこちらでいただくことにしました。「TAKARIK」まぁまぁのお味。ただシーザーサラダ頼んだらマヨネーズがっつりかかっており、胃もたれしました。ホテルのランチたのんだほうが良かった。。。

 

ゴリス出発は16:00。まだ時間があったので、再度奇岩の展望台にいくことに。

みどりの門がたっています。むしろ景色を邪魔してんじゃ。。。鐘もどうやって鳴らすのだろうか。写真は撮りませんでしたが、ここトカゲたくさんいます。苦手な人はつらいかも。

 

ホテルにもどり、荷物をピックアップ。15:30に昨日チケットを購入したオフィスに到着しました。まだバスはきておらず、オフィス内で待たせてもらうことに。何人か16:00のバスに乗りたいと訪れる人がいましたが、満席ですべて断られていました。

 

16:00になってバスが出発しようとしたところ、トラブル発生。どうやらウェブで申し込んだ男性が満席で座れなかった様子。予約したのになんで座れないんだ!!とかなりご立腹。結局代車を出すことになったのか、バスは男性を乗せず16:30に出発しました。アルメニアでは切符は直接窓口で買いましょう。

 

行きも寄った道路沿いの食堂。結局帰りも何も買わず。

 

行きもいた、食堂の猫。また来たね~、と言わんばかりにすり寄ってきてくれました。

日本に連れて帰りたかった。。。

 

食堂で何も買わないのを心配してか、バスに同乗していたおばさまがサンドイッチをくれました。塩味の強いカッテージチーズ的なものと、ハーブがはさんであります。これすごく美味しい!

おそらくアルメニアは外食文化はあまり発達しておらず、家庭料理が今もなお中心なのでしょう。

 

21:00頃エレバン駅裏のバスターミナルに到着。タクシーは1台しかいなかったので、言い値で乗り込む。でも多分ぼったくられてないと思う。(と思いたい)ホテルの場所もわかっていて、この辺だよと降ろしてくれました。 

Hotel Tigran Mets Yerevan。共和国広場から徒歩5分ほど。通りをはさんだ向かいに両替所併設のスーパーがあり、大変便利な立地でした。

 

時間も遅いのでトビリシのように通りに停まっている流しのフリーガイドをつかまえるのは諦めて、ホテルの提携ドライバーに明日のエレバン近郊修道院めぐりはお願いすることにしました。

 

ホルヴィラップ修道院→ゲガルド修道院→ガルニ神殿→セヴァン修道院をまわって49,000AMDのところを45,000AMDに。AM9:00ホテル出発にするつもりでしたが、10:00出発でも夜の7:00にはエレバンに戻ってこれるというので10:00出発にしました。これが失敗だったんだけどね。

 

チェックインの後、噴水ショーを見に共和国広場へ。

風船売りなどがいて、夜22:00近くでしたが子供もいました。エレバンは治安よさそうです。このときのバックミュージックはスターウォーズでした。予想以上に良かった。

 

バス内でくれたサンドイッチのおかげであまりお腹はへっておらず、今夜はこのままホテルに戻って就寝。移動が続いたのでぐっすり眠れました。

 

 アルメニア エレバン近郊修道院めぐり編につづきます。